これも半年前になりますが、印象深いセックスでございました。
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2016年1月。ありがたい事にセックス出会い厨をやりまして。完全にまったくいままで知らなかった女の子とセックス。Iカップ美女でした。おっぱいがまるで海でした。顔をうずめても視界が、ずっと肉の盛り上がり。あれは海でした。
遠方より来る女の子を、またしても東京見物のガイドとして出会ったのであったよ。さまざまなところを案内して、ご飯を食べたりする。待ち合わせ場所は東京でもっとも混雑を極める場所・すんずく。
で、女の子はスーンとやってきた。ぜんぜん東京が似合っていた。いわれなければ地方人とわからないくらい。
そして視線はおっぱいの大きさに目が行く。同時に、洗練されたグラマナスな感じは、ふくよかと言うより、アメリカとか大陸の感じ。かっこよかったなあ……。
お昼間に出会ったのでランチをするが、すんずくのルミヌ、つう場所にある7Fの、これでもかと言うくらい「バカリズムがバカにしそうなOL」用にカスタマイズされた焼肉屋に入る。
すげえ焼き肉屋だった。
いやすごいんですよ焼き肉屋。一席にひとつ肉焼きブースがある、体裁としては普通の焼き肉屋なんですけどね、水がセルフなんですが「ハーブウォーター」と「オレンジグラスウォーター」なわけですよ。
で、メニュー、全部に「ヨーロッパの味噌みたいなのがのったフランスパンひとかけら」がつくんですよ。焼肉屋なのに。
で、そこで「紙エプロン」をつけて、「絶対に油が飛ばない鉄網」の上に、「すごく小さくサイズよくきれいな形に切り分けられた」肉をのせて食べるんですよ。
うっひゃー、バカリズムが「これなら小食のアタシでも気兼ねなく焼肉がたべられるぅぅう」と馬鹿にしながらコントにするのが目に浮かぶような……電通的マーケティングでガチガチに構成された、企業努力が前面にでる焼肉屋……。
味は美味しかった。量が少し足りないくらいで。まあ、そんないけすかなさを二人で笑いながら食べたねえ。肉。
ラッキーだったのは、最初からカウンター席で横並びで座れたことで、横並びってデートだとすごくいちゃいちゃできるのでありがたい。いわいる「恋愛工学」(この概念自体はかなりすきではないけれど)だと、横並びのカウンター席ってすごくデートに良いらしいんだが、たぶん「恋愛工学を口にするような男が、目を合わさなくても女の子と話しができるから」じゃないだろうか。
手相見た。男は何人目トークもできたし、太ももにも触れた。ありがてえなあと思うと同時に、つくづく猫氏はちゃらいと思った。俺はこんなにチャラかっただろうか。
その後のなめし猫氏もチャラかった。
女の子が働き者だと知って、手をいとおしそうに触り「働いている手は本当尊敬するなあ」とかいいつつそのまま手を握ってお外を歩くわけです。このプロセスが本当にチャラいと、自分自身でも思っていたのです。なぜ俺はこんなにちゃらいのか。チャラい顔してないのに
女の子は「いままで彼氏は居たことはない」という。
ただ、「セックスしてくれる男はちらほら」いて、現地調達も辞さないと。そして現地調達されたのが私なのである。女の子は旅の途中だ。東京は、彼女にとっては通過点なのだ。
「セックスは楽しいが、特定の男を作るほど面白いもんじゃない」と彼女は言う。寂しくないのかと思ったが、「寂しくなったら補給すればいい」感じ。気風がいいなあとおもいつつ、すんずくのタダで登れる高いビルに登ったり、ドヤな感じの立飲み屋街を通り抜けて、歓楽街をふらふら散歩。ラブホ街に至る。
で、きわめて僕は事務的に「ここの会員カード持ってるんよー、ちょっとのぞくかあ」という、流れるようなチャラさでラブホテルに入ったのだった。
俺はちゃらいなあ。なぜこんなにチャラいのか。
それはきっと、「信頼」してるからなんだろうなと思った。
この「格好良くて男の子に遊び慣れている女の子」に対する信頼。信頼があるからこそ、「チャラい」モードを恥ずかしくなくさせていただけてるのだと思う。すべて、女の子のコントロールなのだとも思える。
そして男の精神として、「ちゃらいモード」で押し切れるほどに、もしかしたら僕はこの女の子のことを、きっと「大切には思っていない」のかもしれない。だから、チャラくできる。安心して。油断して。
チャラさは、やさしさだけれど、大切さの表明にはならない。
優しくすることと大切にすることは全然別物なのかもしれない。
すんずくのいきつけのラブホは初めて地下の部屋を案内された。ジョーバがある! ウインウインと腰を動かす装置だ! やってみたが動きが意外に短調……。
ソファでいちゃいちゃし、その巨大なおっぱいを触らせてもらう。この世にこんないいおっぱいがあるのかと言うくらい、白くて柔らかくてどこまでも広い。形が最高の丸みだ。まるでヨーロッパの絵画のようなふくよかさだ。初雪のような完璧な白さ。そこにキスマークを無双でつけていく。
と、お風呂が沸く。一緒に入る。パイズリをしてもらう。ちんちんが完璧に隠れるパイズリなんてエロ漫画以外でも実在したのだよ。実在したのだよ……。
風呂から出て、一件仕事の電話を取る。
すごい電話だった。猫氏、仕事ですごい成果を出していたため、人生の転機になるようなすごい一報をこれからセックスしようとしている瞬間に受けたのだった。
これからセックスする女の子に見守られながら、人生の転機の電話を受ける猫氏。意外に普通の受け答え。「はい。あ、ありがとうございます。じゃあ、はい書類はPDFで……メールで送信でいいでしょうか。はい、じゃあそれでお願いします。あ、ありがとうございます。情報解禁は……あーはい了解です」という電話を切る。
女の子が笑っている。
運命の女神と言うのは出会い厨してでも出会えるかもしれぬ。
ので、むちゃくちゃセックスする。
のしかかり、おっぱいを吸う。キスもする。首筋を舐める。おっぱいを吸う。クンニもする。69になり、ちんちんも舐めてもらう。女の子上手い。そしてゴムをつけ、セックスする。ゴムをつける時、丁寧にゴムを根元までおろしてもらう。
後で聴いたら「ゴムが根元までちゃんとつけないと、ゴムの余りがまんこにこすれて痛くなるんですよー」と指摘さる。そうだったのか! 全くの無自覚。気を付けよう。ゴムは根元までちゃんとやらないと、まんこにこすれてしまう。気が付かなかったなあ。指摘されて本当に良かった。
そしてセックスし、
セックスし、
体位を変えてセックスし、
セックスし、ようやく出す。
ふとセックスが終わると、さっきの電話を思い出す。夢のような電話で現実感がない。でもセックスは現実だ。セックスの気持ちよさも現実だ。でも隣にいる女の子は、美しいおっぱいと容姿でありすぎていて、リアルじゃない。なんでこんなにセックスできるんだろうなあと思った。すごいおっぱいの持ち主で、セックスが上手くて、そのうえ幸運まで運んでくる。そんな女の子が優しくしてくれる。しかも、大切に思ってくれないでいてくれる。なんてありがたいんだろう。
女神はいる。現実感がないくらいいる。
もう一度セックスしようとして、体力が持たずちんちんがたたなくてまた寝て、起きるとまだ女神がいたので、おっぱいを吸い、ちんちんを入れる。2回目も果てる。満足。
本当、すごいおっぱいだった。美しかった。
女の子は旅の途中で、新たな仕事を得るためこれから空港に行くという。もう故郷には帰らないつもりらしい。
東京は、地元以外でとりあえず見ておきたかった寄り道だったらしい。そんな東京を僕と過ごす。
でもそういわれると、僕もまた東京の一部だった気がする。ラブホテルを出て、駅まで歩き、そこで解散した。
僕はお酒が飲めなかったので、酒が飲めないのが残念と女の子は言った。飲んどくべきだったかなあ
今女の子は新しい土地で暮らしているらしい。一瞬東京で、僕に幸運を分けてくれて、それでも女の子は生きているし、猫氏も東京で仕事をする。
セックスはあった。
現実感のないというリアリティの中セックスはあった。俺はつくづく楽しいところに住んでいるんだなあと思った。東京のセックスだった。
僕は今も東京で仕事している。
大きな転機を迎えても、僕は僕だし、あいかわらず東京は東京なんだよなあと思った。
セサミストリートに、国連のアナン元事務総長 が出ている動画を見た。
「わたしはアナンだ」
「ああ、そうなんだ。でもエルモはエルモだよ!」
そうなんだよなあ、エルモはエルモなんだよなあ……。
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