ひさびさにミクシイを開くと、わんさわんさか、迷惑メッセが届いていた。 
 ミクシイの中身は焼け野原のようだった。いたるところに迷惑メールやら他のSNS参加希望を促すものばかりだ。

 そんななか、猫氏、過去の出会い厨日記を発掘し、読む。
 日付を見たら2012年となっている。
 五年!
 しかもたしか、一度ミクシイ垢は一度凍結されていて、数年分の日記が消えている事を考えると、出会い厨しはじめは多分2010年くらいからだったと思うから、年季が入っているなあ……

 そんななか、発掘した中で最古の日記があったので、ここに転載。
 やってることは相変わらずだなーとか思いながら、それでは聞いてください。ちんちん。

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『魂レベルで理解しあえなくてもハグは許された許されたキリストと頭なでなで』
2012年09月17日01:09

 というわけで、めげずに出会い厨生活をしている。今日は突発オフ避難所で、本を紹介するオフに参加。だが、避難所の場合は性別が分かるので、とにかく女子と出会おうと思い、「出会い厨ですけど参加していいですか」とメールし、そして出逢ってきたのだった。 

 基本的には、エロなしの本を紹介する会なのだが、サシオフでもあり、あとは交渉次第だろうと考え、頑張ったのだった。セックス。セックスが目的である。なので喋る言語もセックス語であり、語尾にピカチュウのように、「いやあ、つげ善治の世界観は当時のサブカルチャーにとって衝撃を与えたセックス、ねじ式はおすすめでセックス」と、とにかくセックスセックス言う事が大事だと頑張ったのだった。 

 だが、当然のように嫌われる。魂レベルで嫌われる。 
 もう、本当に、恋人も居て、他の女子にセックスしようとするのが許せない、私は富士山を信仰しているけれど、富士山の名にかけて、あなたの思想を許す事は出来ないと、さすがに、本を交換するオフ主宰者だなあと思いました。 

 ショートカットの、メガネで、白ブラウスと、いかにも知的だが、いろいろあって今は休職中らしい。小柄な美人さんであり、手もすべすべしていて、髪もさらさらでかわいい。そんな女子が、やや感情的に、猫さんの思想「人生のいい所だけ見ていき、愛する人には悪い面は見せないように嘘をつき、出会い厨になっている」という思想を糾弾する。

「あなたは開き直ってこれ以上何も変わらない何ひとつ変わろうとしないあなたの考え方が最低です。彼女に自分のしている事が言えないでしょう? あなたのやっている事は最低であり、不快であり、人間を人間として見ていない」 

 と言われながら、ハグをしてもらいました。身体は触っていいらしく、暗がりをさがし、ビルの非常階段に連れ込んでぎゅっとしてきました。 
 がんばれば、おっぱいも触れたんじゃないかとか今にしては思うけれど、でもおっぱいはな。やはり同意がないとだめだなと思い、あきらめる。 

 小雨もふってややべとべとしてしまったが、やはりハグはここちいい。ちんちんを握ってくれたら最高だったなあと思いつつ。「たしかに、変わらないという思考を持った人と会うと絶望するよなあ」と思ったりした。 

 このメガネ美人は、猫さんと絶対にセックスしたくないと言う。 
 でも、何回もあって、ハグして、頭を撫でて、優しくすれば、いつかセックス出来るんじゃないだろうか。 
 だけど猫さんは、どんなにこの人に出逢って、なじられても、恋人に出会い厨の事を白状したりなんかしないんだろうな 

 そうかんがえると、ややアンフェアな気がする。美女に変わる事を期待して、自分は変わらない確信があるのだから。 
  
 出会い厨道とは、女子と男子の戦いである。 
 譲れない、頑なな思考と思考が、身体を使ったせめぎあいである。 
 ハグを許された猫さんは、複雑な事を考えながらも「やっぱり女子は柔らかいものだなあ」とおもいつつ、ほんの少しだけ、柔らかくなった女子の身体を、ぎゅーっとしていたのでした。 

 次こそ、セックスオフに挑みたいものです。挑みたいものですよ。

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2012年の頃から怒られていたんだなあ。怒られた相手に、ハグが出来ていたんだなあ。
この女の子のアドレスは当然、もう持ってはいないのだった。
でも覚えているなあ、うっすらと、顔とか、目とか。